MANICAリテールはRFIDを使った物流・店舗管理パッケージです。UHF帯RFIDの特徴である長距離一括読取を活かし、工場、物流センター、そして店舗における検品、棚卸時間を大幅に削減します。これらは、在庫の適正化、リードタイムの低減、そして接客時間の向上に大きく寄与します。MANICAリテールはお客様が欲しい商品をいつでも店頭で見つけられるようお手伝いをいたします。
株式会社ハヤト・インフォメーションでは、2003年よりRFIDパッケージの開発を行っており、倉庫管理パッケージMANICAや所在管理パッケージMANICAトレイサーなど、多くのRFIDソリューションを開発・販売して参りました。今回これらの経験と実績を活かし、MANICAリテールを開発しました。MANICAリテールをカスタマイズし、メーカーズシャツ鎌倉株式会社様にご利用いただいております。また、RFIDタグ付きの下げ札は株式会社三景様にご提供いただいております。
特長
1. 基幹システムとの連携
既存の基幹システムを活用し、システム投資を抑えて導入いただけます。基幹システムがSKU単位での管理を行っているか、絶対単品での管理を行っているかに応じ、連携方法を柔軟に設定可能です。基幹システムがSKU単位での管理を行っている場合は、MANICAリテールシステム内のクラウドサーバに絶対単品情報を保持し、基幹システムとはSKU情報のみ連携するシステム構成をとることが可能です(構成1)。基幹システムがすでに絶対単品での管理を行っている場合は、MANICAリテールシステムと基幹システム間で絶対単品情報を連携するように設定することが可能です(構成2)。また、将来的に基幹システムで絶対単品管理を行う際には、構成1から構成2へと切り替えていただくことも可能です。

2. 必要機能だけを選択導入
お客様のご都合に合わせ、必要な機能だけを選択して導入いただくことが可能です。たとえば、検品・棚卸機能のみを使って、出荷予定情報、入荷予定情報、理論在庫情報を基幹システムから受け取り、検品結果、棚卸結果を基幹システムへ連携することが可能です。リーダ読取機能では、出荷、入荷、棚入、売上、棚卸の各業務において、単にRFIDリーダの読取結果を基幹システムへ通知するように設定することが可能です。

3. 柔軟なシステム構成
お客様のタグ付けのタイミングに合わせ、システムを柔軟に構成可能です。たとえば、工場の出荷段階でのタグ付けや物流センターまたは店舗でのタグ付けなど、お客様のご都合に合わせたシステム構成が可能です。

4. 業務に最適なハンディリーダ
ハンディリーダの選択は日々の検品・棚卸業務の効率を大きく左右します。MANICAエクセルツール(22メーカー、28機種のリーダに対応)での豊富な開発実績に基づいた現場の声に応えるハンディリーダとソフトウェアを提供します。

5. Alien Technology社の据置UHFリーダを用いた一括読取
Alien Technology社の据置UHFリーダを用い、大量の製品も一括して読み取ることが可能です。たとえば、物流センターのように荷姿の異なる大量の製品が入荷・出荷されるような現場でも、据置UHFリーダとアンテナを組み込んだRFIDゲートは正確で迅速な検品作業を提供します。また、Alien Technology社は用途に応じ、さまざまな形状のタグを提供しております。

6. クラウドサーバを使った情報共有
クラウドサーバあるいは専用サーバを使って、世界中のどこからでも情報の共有を可能にします。工場や店舗が世界中に展開していても、インターネット経由でいつでも最新情報の共有を可能にします。
