器材の持ち出しと返却をICタグで正確に把握
実験器材管理導入事例
実験器材にICタグをつけて管理
千葉大学様
千葉大学で使用されている数千点の実験器材を、UHF帯ICタグを利用して、効率的に管理・運用するシステムです。
主な機能
・実験器材セット内容チェック機能
・個別実験器材貸出管理機能
・利用者情報の登録/変更
・タグの読み取りによる器材管理
機器構成
導入後
システム導入以前、実験器材は種類ごとに分類され、棚に収められていました。この管理方法は収納スペースが節約でき、器材の数を把握しやすいのですが、実験のたびに細々とした器材を集めてまわらなければならず、片付けにも時間がかかりました。
システム導入後、器材は実験項目ごとに分類され、ワンセットにまとめて容器(かご)に入れられるようになりました。容器を置く棚は実験項目ごとに配置され、学生たちは必要なものを素早く見つけ、手にとれるようになりました。
器材と容器に付けられたICタグは持ち出し時と返却時にPCで読み取られるので、後になって足りないものが出たり、余分なものが見つかったり、といったトラブルがなくなり正確な集配が可能になりました。また、誰がいつ何を持ち出したか、返却したかを把握できるため器材の盗難や紛失が減少しました。
操作内容
実験器材の集配
器材の貸出と返却 貸出の場合: 返却の場合: |
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操作中の画面イメージです。
TOP画面 これから行う項目を選択します。 貸出・返却チェックでは実験別にまとめられたかごで確認を行い、機器貸出返却ではハンディリーダーを使って単体での貸出返却を確認します。 |
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貸出返却チェック画面 貸出(返却)チェックを選択すると確認画面に移行します。 持ち出すかごをリーダーにセットします。(画面は貸出時のもの) |
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結果確認画面1 必要な器材が揃っていること、不要な器材が入っていないことが確認できると「OKです」と表示されます。 |
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結果確認画面2 万一、必要な器材が揃っていなかったり、不要な器材が入っている場合は、その詳細を表示します。 返却チェックの場合も同様の手順で進めます。 |
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