購入品、仕掛品、製品といったモノ自体あるいは付属の現品票などにICタグを取り付けます。すると、購入品の倉庫管理(受入・入庫・出庫)、各工程での製造、完成品の倉庫管理(入庫・出荷)に至るまで、全てのモノの各エリアへの出入りがリアルタイムに「見える化」されます。
従来、正確なトレースに必要であった読み取りや入力といった追加の記録作業は不要です。これにより、正確な現状の把握や納期回答を行えます。また、所在履歴を利用すれば、完成品が経た工程の確認や購入品がどの仕入先からの、いつのロットかをトレースすることもできます。
ご来場者にICタグ付きの入場券をお持ちいただきます。すると、ご来場者の現在地や各ブースの見学順をリアルタイムに「見える化」します。その際、ご来場者の手を煩わせることはありません。
これにより、特定のご来場者を迅速に探し出し話をしたり、各ブースの見学順や滞在時間から興味のある分野を把握し、今後のビジネスチャンスにつなげることが可能となります。
各工程の正確な現状の把握、停滞品の発見を行えます。これらの実測されたデータに基づき、適切な人員配置やスケジュール調整を行うことで、納期の厳守を確実にすることができます。
また、これらの現場で得られた生のデータは、工程改善に必要な設備の予算を申請する際の適正な根拠としてご活用いただけます。
受入時点で、基幹システム上の製造番号とモノに付属のICタグを紐付けていただきます。すると、従来からお使いの製造番号を使って、製品の現在の所在や所在履歴にアクセスいただけます。
また、製品の各エリアへの出入りに合わせ、工程の着手、完了といった情報を自動で基幹システムに入力することが可能となります。
MANICAトレイサーはボトルネックを「見える化」し、全体最適化を支援します。ロケーションは個々のモノや人単位で記録されますので、各工程の製造リードタイム、仕掛品の数量、停滞品、そして人が作業に携わった時間を、正確に「見える化」することができます。これにより、ボトルネックとなっている工程の特定、製造リードタイムの短縮を可能とし、全体最適化に寄与します。
たとえば、MANICAトレイサーを受注生産の現場でお使いいただく場合、各工程の正確な現状の把握、停滞品の発見を行えます。これらの実測されたデータに基づき、適切な人員配置やスケジュール調整を行うことで、納期の厳守を確実にすることができます。また、これらの現場で得られた生のデータは、工程改善に必要な設備の予算を申請する際の適正な根拠としてご活用いただけます。
MANICAトレイサーの「見える化」に特化したシンプルな構成は、既存のシステムと簡単に連携でき、
あなたのシステムを「見える」ようにします。
モノや人に付随のICタグと既存のシステム上のデータを紐付ければ、
あとは既存のシステム上のIDを使って所在の検索が可能となります。
既存のシステムからモノや人の属性情報を取得し反映させることで、分かりやすい検索結果を提供します。
さらに、所在に応じてモノのステータスを管理し、動きに応じ、既存システムのデータベースにSQLを自動発行したり、
既存システムのIDを引数に外部プロセスを起動したりすることができます。
このように、MANICAトレイサーは既存のシステムを「見える化」します。