RFIDリアルタイムロケーション管理パッケージ MANICAトレイサー

RFIDを利用して「究極の見える化」

“モノ”や“人”の「現在の所在」や「所在履歴」 「誰が」「いつ」「何を」持ち出したのか?

リアルタイムに“所在の見える化”を実現

※EPCglobalのEPCISを実装
自動認識システム大賞

自動認識システム大賞入選

株式会社ニコン様に導入いただきました、「RFIDを利用した検査品のリアルタイムロケーション管理」が2012年(第14回)自動認識システム大賞にて入選いたしました。
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MANICAトレイサーとは?

MANICAトレイサーはRFIDを使ったリアルタイムロケーション管理パッケージです。
工場や倉庫内の大量のモノや人の所在をリアルタイムに把握することが可能です。

モノ・人のロケーションをリアルタイムに記録・可視化し“究極の見える化”を実現する「RFIDリアルタイムロケーション管理パッケージ MANICAトレイサー」

例えば…製造現場で

購入品、仕掛品、製品といったモノ自体あるいは付属の現品票などにICタグを取り付けます。すると、購入品の倉庫管理(受入・入庫・出庫)、各工程での製造、完成品の倉庫管理(入庫・出荷)に至るまで、全てのモノの各エリアへの出入りがリアルタイムに「見える化」されます。
従来、正確なトレースに必要であった読み取りや入力といった追加の記録作業は不要です。これにより、正確な現状の把握や納期回答を行えます。また、所在履歴を利用すれば、完成品が経た工程の確認や購入品がどの仕入先からの、いつのロットかをトレースすることもできます。

出荷可能日の予測 イメージ
  • 購入品の倉庫管理(受入・入庫・出庫)
  • 各工程での製造
  • 完成品の倉庫管理(入庫・出荷)

全てのモノの各エリアへの出入りをリアルタイムに所在を「見える化」
正確な現状の把握・納期回答、完成品が経た工程の確認、購入品の仕入先やロットのトレース、などを可能にします。

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例えば…展示会・セミナー会場で

ご来場者にICタグ付きの入場券をお持ちいただきます。すると、ご来場者の現在地や各ブースの見学順をリアルタイムに「見える化」します。その際、ご来場者の手を煩わせることはありません。
これにより、特定のご来場者を迅速に探し出し話をしたり、各ブースの見学順や滞在時間から興味のある分野を把握し、今後のビジネスチャンスにつなげることが可能となります。

来場者の滞在時間の把握 イメージ
  • 特定のご来場者の現在地
  • 特定のご来場者の各ブースの見学順や滞在時間

リアルタイムに所在を「見える化」
特定のご来場者を探し出してアプローチしたり、興味のある分野の分析・把握、などを可能にします。

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例えば…受注生産の現場で

各工程の正確な現状の把握、停滞品の発見を行えます。これらの実測されたデータに基づき、適切な人員配置やスケジュール調整を行うことで、納期の厳守を確実にすることができます。
また、これらの現場で得られた生のデータは、工程改善に必要な設備の予算を申請する際の適正な根拠としてご活用いただけます。

ボトルネックの解消 イメージ
  • 各工程の製造リードタイム
  • 仕掛品の数量
  • 作業者の工数
  • 停滞品

工程上のボトルネックの「見える化」
適切な人員配置や、スケジュール調整を行うことで、納期厳守を確実にします。また、得られたデータを工程改善に必要な設備予算申請の適切な根拠としてご活用いただけます。

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例えば…基幹の工程管理システムと連携して

受入時点で、基幹システム上の製造番号とモノに付属のICタグを紐付けていただきます。すると、従来からお使いの製造番号を使って、製品の現在の所在や所在履歴にアクセスいただけます。
また、製品の各エリアへの出入りに合わせ、工程の着手、完了といった情報を自動で基幹システムに入力することが可能となります。

製造番号から所在確認 イメージ
  • 製品の現在の所在
  • 製品の所在履歴
  • 製品の各エリアへの出入り

基幹システム上の製造番号で「見える化」
所在に応じた製品のステータス管理、動きに応じて既存システムのデータベースにSQLを自動発行、製造番号を引数にして外部プロセスの起動、などを可能にします。

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MANICAトレイサーの特長

リアルタイムな所在の「見える化」

POINT1

MANICAトレイサーは、モノや人のロケーションをリアルタイムに記録し、「見える化」します。ロケーションの記録にはRFIDを利用します。ロケーション管理したい各エリアに据置型のRFIDリーダを設置し、ネットワークを介してサーバで集中管理します。そして、所在を知りたいモノや人と共にICタグを移動させ、それを各エリアに設置したRFIDアンテナで読み込み、記録します。記録されたモノや人の現在の所在や所在履歴は、専用アプリ、ウェブブラウザを通して簡単に確認することができます。

品物所在履歴画面 イメージ 品物所在履歴画面を拡大 品物所在履歴画面で特定の品物の移動履歴を表示

リアルタイムな所在の「見える化」 イメージ

  • モノや人の現在の「所在」や「所在履歴」
  • 「誰が」「いつ」「何を」持ち出したのか?
これらを簡単に「見える化」します!
  • 特定のモノの工程順序の間違いや長時間の停滞
  • 人の禁止エリアへの侵入
これらを検知して「アラート」を出します!

工程上のボトルネックの「見える化」

POINT2

MANICAトレイサーはボトルネックを「見える化」し、全体最適化を支援します。ロケーションは個々のモノや人単位で記録されますので、各工程の製造リードタイム、仕掛品の数量、停滞品、そして人が作業に携わった時間を、正確に「見える化」することができます。これにより、ボトルネックとなっている工程の特定、製造リードタイムの短縮を可能とし、全体最適化に寄与します。
たとえば、MANICAトレイサーを受注生産の現場でお使いいただく場合、各工程の正確な現状の把握、停滞品の発見を行えます。これらの実測されたデータに基づき、適切な人員配置やスケジュール調整を行うことで、納期の厳守を確実にすることができます。また、これらの現場で得られた生のデータは、工程改善に必要な設備の予算を申請する際の適正な根拠としてご活用いただけます。

品物滞在状況結果画面 イメージ 品物滞在状況結果画面を拡大 品物滞在状況結果画面より停滞品を確認

工程上のボトルネックの「見える化」 イメージ

  • 各工程の製造リードタイム
  • 仕掛品の数量
  • 停滞品
  • 人が作業に携わった時間
これらを正確に「見える化」します!

既存のシステムと連携した「見える化」

POINT3

MANICAトレイサー システム概要図

MANICAトレイサーの「見える化」に特化したシンプルな構成は、既存のシステムと簡単に連携でき、
あなたのシステムを「見える」ようにします。
モノや人に付随のICタグと既存のシステム上のデータを紐付ければ、
あとは既存のシステム上のIDを使って所在の検索が可能となります。
既存のシステムからモノや人の属性情報を取得し反映させることで、分かりやすい検索結果を提供します。
さらに、所在に応じてモノのステータスを管理し、動きに応じ、既存システムのデータベースにSQLを自動発行したり、
既存システムのIDを引数に外部プロセスを起動したりすることができます。
このように、MANICAトレイサーは既存のシステムを「見える化」します。

  • 既存のシステム上のIDを使って所在の検索が可能
  • 所在に応じてモノのステータスを管理
  • 動きに応じ、既存システムのデータベースにSQLを自動発行
  • 既存システムのIDを引数に外部プロセスを起動
既存のシステムと連携して「見える化」します!
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MANICAトレイサーの仕様

OPEN

MANICAトレイサーの仕様

CLOSE

主な機能

基本機能

  • ロケーション管理機能
    モノや人の動きをリアルタイムに記録します。
  • 追跡機能
    行方を知りたいモノを探知し、お知らせします。
  • 受入機能
    既存システムのIDとRFIDタグを紐付け、ロケーション管理を開始します。
  • 出庫機能
    紐付けを解除し、ロケーション管理を終了します。

検索機能

  • 物品・作業員所在履歴の検索・閲覧
    IDや名前で検索可能です。
  • 物品・作業員滞在状況の検索・閲覧
    IDや滞在時間、エリアで検索可能です。

基幹システム連携機能

  • 基幹システムのデータベースへのSQL発行
    受入や出庫、任意のエリアへの出入りに応じ、SQLを発行することができます。
  • 外部プロセス起動
    上記同様のタイミングで、外部プロセスを起動することができます。

ハンディ機能

  • エリア外物品探索機能
    物品への方向・距離を音でお知らせします。
  • ステータス一括変更機能
    物品のステータスをまとめて変更します。

マスタメンテナンス機能

  • マスタメンテナンス機能
    各種マスタを設定します。

構成

MANICAトレイサーの構成は、マシンとRFID関連のハードウェアに大きく分かれます。

MANICAサーバ

  • ネットワーク接続されたRFIDリーダから送られくるロケーション履歴を集中管理
  • 1台必要
  • OS: Microsoft Windows 7, Windows 10, Windows Server 2008

データベースサーバ

  • 各種マスタ、ロケーション情報を保存
  • 1台必要(MANICAサーバと共用可)
  • OS: Microsoft Windows 7, Windows 10, Windows Server 2008
  • DB: Microsoft SQL Server 2008

クライアントPC

  • 品物、作業員の受入、登録、探索、アラートの表示
  • 最低1台必要
  • OS: Microsoft Windows 7, Windows 10

RFIDリーダ

  • ロケーション管理したいエリアに応じた台数が必要
  • 1台のリーダで、4枚までアンテナ接続可能
  • 型番: Alien ALR-F800-JP3

RFIDアンテナ

  • ロケーション管理したいエリアに応じた枚数が必要
  • 型番: Alien RFIDアンテナ

RFIDマルチリーダ

  • 受入時の基幹システムとの紐付けに利用
  • クライアントPCに接続して利用
  • 最低1台必要
  • 型番: NEC RFIDマルチリーダライタ(USB型読取り装置)

RFIDハンディリーダ

  • ロケーション管理対象エリア外の物品の探索に利用
  • エリア外の探索を行う場合に必要
  • 型番: Atid AT-880 NordicID MorphicCD

バーコードリーダ

  • 既存システムがバーコードを利用している場合、紐付けに必要

ICタグ

  • 用途に応じた各種UHF帯ICタグ
  • 物品や作業員が携行
  • 必要枚数
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